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旧津島家住宅の主要木材としてのひば。

旧津島家住宅の主要木材としてのひば。 斜陽館が今に遺るのは、青森ひばの耐久性のおかげ
旧津島家住宅の主要木材としてのひば。

古くから、新築だけでなく、文化財修理の現場においても耐久性抜群の「青森ひば材」が多用されています。我が国のような湿気の多い風土では、建築材として耐久力が高く、各種木材腐朽菌への耐朽力が優れているのが利点となります。また、青森ヒバには、ヒノキチオールが1~2%(100kgで約1kg採油)含まれており、抗菌力に優れた成分や香料があることで、菌だけに限らず、住まいにとって大敵である「シロアリ」を寄せ付けない効果にも期待できます。

ヒバは主に建築材として利用されており、耐候性や耐蟻性などの耐朽性に優れていることから、建築物の土台など湿度の高い場所で用いられているほか、木目や木肌の美しさ、独特の香りがあることなどから柱や土台、内・外装材料として広く活用されています。主に土台周り、床組、壁部、屋根下地材等に使われることが多いようです。
また一般住宅のほか、全国の神社・仏閣にも使用されており、青森市の青龍寺の本堂や五重塔、弘前城、太宰治記念館「斜陽館」もそのひとつ。青森県外では、平泉の中尊寺金色堂などが代表的な例でしょう。



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