津軽三味線発祥の地といわれる五所川原市金木町。津軽三味線の始祖と呼ばれる仁太坊(秋元仁太郎)や、その弟子たち、津軽三味線の神様とされた白川軍八郎らをたたえ、平成12年(2000)に開館。
展示室には、津軽三味線をはじめ、日本の三味線や世界の弦楽器が多数展示され、それぞれの音色を聴くことができます。津軽三味線の歴史、民謡、郷土芸能などを貴重な資料とともに紹介しています。
多目的ホールでは毎日、津軽三味線の迫力あるライブが行われ、津軽三味線や津軽民謡の成立ちなどを解説。演奏体験も可能で、事前に予約していればプロの奏者が丁寧に教えてくれます。
また、津軽三味線物語や、金木町の観光ビデオも上映され、太宰の育った地元を、新しい視点で見ることができます。
斜陽館と同じく、平成18年(2006)からはNPO法人かなぎ元気倶楽部が管理・運営し、展示室のガイドも行っています。
津軽三味線会館外観。 |
津軽三味線を後世に引き継ぐために。 | 津軽三味線会館入口。 |